借り本第3弾!
図書館をこよなく愛する人と日常のちょっとした謎解きが好きな人なら、もの凄〜く楽しめるはず。北村薫や加納朋子が好きな人なら、読んでみることを強くお勧めする。
舞台は地方都市の図書館で、そこに勤務する司書の文子が主人公となっている。彼女がいわゆる駒子や私と同じく、話の語り部となって様々な事柄を見聞きしてゆく形式を取っていて、彼女の上司兼先輩である能勢が、瀬尾さんや円紫さん役で、様々な事件の謎を解き明かして行く。。。と、こんな風に書いてしまうと、ミもフタもない気もするが(^_^;)、同系統と書いた北村さんとも加納さんとも、良い意味で異なる部分があり、それこそが彼女の持ち味なのだろうと思うが、その部分がこれまた良い感じなのである。
同じ先輩の日野女史や秋葉老人など、その他の登場人物も非常に良い味を出しているし、このどこにでもありそうな地方都市(の更に田舎)という設定も、その味を引き立てる有効な材料になっているのだろう。
その差の部分は、読んで頂いてからのお楽しみということで(^-^)。
図書館をこよなく愛する人と日常のちょっとした謎解きが好きな人なら、もの凄〜く楽しめるはず。北村薫や加納朋子が好きな人なら、読んでみることを強くお勧めする。
舞台は地方都市の図書館で、そこに勤務する司書の文子が主人公となっている。彼女がいわゆる駒子や私と同じく、話の語り部となって様々な事柄を見聞きしてゆく形式を取っていて、彼女の上司兼先輩である能勢が、瀬尾さんや円紫さん役で、様々な事件の謎を解き明かして行く。。。と、こんな風に書いてしまうと、ミもフタもない気もするが(^_^;)、同系統と書いた北村さんとも加納さんとも、良い意味で異なる部分があり、それこそが彼女の持ち味なのだろうと思うが、その部分がこれまた良い感じなのである。
同じ先輩の日野女史や秋葉老人など、その他の登場人物も非常に良い味を出しているし、このどこにでもありそうな地方都市(の更に田舎)という設定も、その味を引き立てる有効な材料になっているのだろう。
その差の部分は、読んで頂いてからのお楽しみということで(^-^)。
コメント
コメント一覧 (6)
メモをとっときますわ♪
この人の受賞作『千年の黙』もちょっと変わってて面白いです。
図書館本なんで貸せないんですが。
文庫落ちのあかつきには、ぜひ。
読後感もよし、心がほっこりすると思いますよ(^-^)。
to:椎さん
『千年の黙』も面白そうなのよねぇ〜。
賞も取ったようだし、何しろ平安時代大好きだし。
実を言うと私は『源氏物語』より『枕草子』の方が好きな人なので、清少納言の刷り込み(^_^;)により、中宮彰子より定子が好きなんだけど、その辺の立場が微妙に私向きっぽくて、なおさら読みたいかも(^-^)。
舞台の秋庭市って、モデルどこなんでしょうね。
いわゆる日常の謎系のミステリとしてはなかなかに、よろし。
そうそう「千年の黙」はすがえあ家に1冊鎮座してます。
よろしければそのうちお持ちしませうか??
んではぜひともまた密会をば致しませう(^-^)/
花粉の飛び終わった頃を狙っております。
その頃には仕事も一段落しているかと思い。。。たいですね〜。(かなり希望的観測)
ここ数ヶ月の間、ずっと周囲に「来月にはきっと少しは暇に」とばっかり言っているので、全然信用されていないようです、はい。。。(^_^;)