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最後の勾玉の物語である。
勾玉3部作もこれで終章。
3部作の中ではこれが一番気に入っているかもしれない。
神代から続く「闇の末」と「輝の末」の物語は、相容れない世界の代名詞でもあり、悲劇や冒険や神話が生まれる土壌でもある。
ギリシャ神話のように、大勢の人格を持った神々と人間が起こす物語の数々。

やはり日本の古代の物語はファンタジーに向いていると思った。

さて、話は変わって。。。

そんなこんなで、何となーく思い出したのが、氷室冴子「銀の海金の大地」
あれってば、続きはどーなったんだろう?
「真秀の章」は一応完結したはずだが、次の「佐保彦の章」があるはずだった。

そいから平安王朝の物語「碧の迷宮」なんか、あれ上巻だったのに、10年経っても下巻出てないじゃん(T-T)
もう書かないのかもしれないが、中途半端は勘弁して欲しい。