クラッシュブレイズのコミック版である
イラストを担当している鈴木さんがコミック化しているので、違和感はなし
ほぼ茅田さんの原作通りに忠実に描いていながら、随所に笑いをいれているところは偉い
さぞかし苦労されたことだろう>鈴木さん
「ダイアナ=大穴」が今回一番の大ツボであった(笑)

今現在のイラストを描いてくれている方がそのままコミックスというのは、
田中芳樹×道原かつみの銀英伝シリーズや、
同じく田中芳樹×垣野内成美のドラよけお涼シリーズがあるが、
このクラッシュ・ブレイズも成功作といえよう(^-^)
しかし、この作品、これより前の茅田さんの小説「スカーレット・ウィザード」「暁の天使たち」を先に読まないことには、多分つまらないと思う
なにしろ、原作通りで、かなり太っ腹なことにも、人間関係や背景など、まったく前振りも説明もないまま話が突き進むので、判らない人には、さっぱり判らないままだろう
漫画ならではのキャラの意外な面や裏セリフなど、せっかくのギャグも萌えも通じないと思われるので、まったくお勧めできない(^^;;)
せめて、スカーレット・ウィザードだけでも先に読んでからチャレンジすべし!
更に言えば、もっと前の小説「デルフィニア 戦記」を読んでいないのも、かなり勿体ないかもしれない

ちなみに、
デルフィニア戦記:全18巻(プレ版の「王女グリンダ」もあり)
スカーレット・ウィザード:全5巻+外伝1巻(←これも必読)
暁の天使たち:全8巻
クラッシュ・ブレイズ:現在2巻目
未読の人は頑張るべし(^^;;)

ただひとつだけ、贅沢かもしれないが、強いて望みを言わせて貰えれば。。。
目の下のクマ・・・は、もうちょっと少なめでも良いのではないかなー
と思うのだが、如何なモノだろうか(ぼそ)