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「法律事務所」「ペリカン文書」ジョン・グリシャムが、クリスマスがらみのホームコメディを書いたというので、早速買ってみた
まあ大方の予想通りの展開で、最後はハッピーなクリスマスを!という終わり方ではあったが、アメリカのクリスマス狂想曲が堪能できるという意味では、他のクリスマス作品より、少々インパクトがあるかもしれない
クリスマス行事を「スキップする」ことへの罪の意識とか、そのことに関する周囲の非難の様子とかが、シニカルにコメディタッチで描かれている
今現在、我が家の前の通りが似たような狂想曲状況(クリスマスイルミネーション通り)に陥りつつある現状を思うと、ちょっと笑えない場面もあったりした(-_-)
主人公がクリスマスにかけるお金が収入の1割近くだと嘆いていたが、それも結構凄い気がする
読んだイメージとしては「Mr.インクレディブル」が浮かび、読了時までずっとそのままの姿で頭の中を動き続けた
今年のはじめに亡くなった、大好きだったミステリ作家、マクラウドの人気シリーズ(シャンディ教授物)の1作目が、同じようなクリスマス騒ぎに辟易した主人公をモチーフにした話だったが、そのことをしみじみと思い出したりもした
(マクラウドはクリスマス物が好きで、アンソロジーなども出していたのだった)

そういえば、今の日本人って、お正月にどれくらいお金をかけているのだろうか?
1割もかけている人はさすがにいないんじゃないかと思うが。。。

そういえば、そろそろクラーク母子のクリスマス・ミステリが出るんじゃなかろうか
ここ数年は、クリスマスにはクリスティではなく、クリスマスにはクラークになりつつあるようだ