5
今こんなことしている暇はないのに、我慢できずに読んでしまった。。。
千年の黙―異本源氏物語れんげ野原のまんなかででも充分堪能させて貰ったが、今回のはまた雰囲気の違う連作ミステリだった
ちなみに今回は「織女伝説をモチーフに和歌を絡めながら描く七編の連作ミステリ」ということになっている
どれも面白かったが、特に好きなのが「百子淵」「ささがにの泉」
萩原規子の勾玉シリーズもそうだが、こういう朝廷と土地神に絡む物語には滅法弱い。いわゆるツボだ。それから水の神様にも弱いかもしれない
あと、清少納言好きなので「薫物合」のような彼女へと繋がるようなエピソードは食い入るように読んでしまう。この後「朝顔斎王」では、自分を「少納言」と呼ばせる老女−清少納言−本人が脇役で出てくる訳だが、まさに「如何にも」のイメージであった
どれを取ってもそれぞれに趣があって面白い
今一番楽しみにしている女性作家さんのひとりだ(^-^)