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リンダの最新作
今回はなんとタイムトラベルもの
訳者はお馴染みの加藤洋子さん
リンダは何を書かせても一定のレベルを越えてくるから凄い
今回は日常会話の中で通常使用しているスラングや慣用句を、主人公が文字通りに受け取ってしまうところが作品のポイントになっている
訳す方はさぞかし骨を折ったことだろう
近い例で言えば、お年寄りと若者の使う言葉がお互いに理解出来ないようなものだろうか
何百年か経っていれば、差は更に広まるというものだ
そういえば、昔、映画のバック・トゥー・ザ・フューチャーで、ダイエットコークの勘違いが出ていたことがあったが、今作では、それの連発という感じだった
ある意味非常に女性らしい視点だが、英語初級者の自分としても、主人公の気持ちが我がことのように判るのが悲しいような楽しいような(笑)

いわゆる4文字言葉連発作品(Mr.パーフェクト)の時も確か加藤さんだった記憶があるので、よくよくコレ系に当たる人なのか
ちなみに4文字を連発していたのは主人公の女性であった(^_^;
まあご本人は充分楽しんで訳していらっしゃるようではあるが、今回の場合、SF関連の専門用語も結構あったので、重ね重ねご苦労さまなことであった