5
e5a12fb8.jpg夜から神楽坂の赤城神社境内で行われた『神楽坂音風景』を観にいってきた
和楽器(琴・尺八・三味線・琵琶)の野外ライブである
風と樹の葉擦れの音とともに、空気を震わせる和楽器の音色
■尺八:松田惺山/和太鼓&剣玉:吉田敬洋
(鬼太鼓座出稼ぎ隊)

身体の中心に響いてくる和太鼓の力強い音とともに、尺八の繊細な音が幾重にも折り重なって、絶妙なハーミニーを奏でていた
5種の剣玉妙技とその音色も見事だった
■二十五絃箏・唄:かりん
寒さをモノともしないキャミ姿が若い証拠
二十五絃琴の音色は天国の響き
唄の感じは元ちとせ系
実家に放置してある琴を持ってこようかと思ったり
演奏後すぐCDを買ったら、ご本人とバッタリ会って目出度くサインGET
■津軽三味線:はなわちえ
デニムの超ミニスカで津軽三味線を自在に操る可愛い女の子
この妙なアンバランスがまたなんとも
っていうかスカート超やばやばでドキドキ(笑)
■薩摩琵琶・唄:後藤幸浩
暗くなった境内に染みいる琵琶の音色は、平家物語の謡と共に和音の素晴らしさを再認識させてくれた

演奏会2時間半の間に、頭上をヘリコプターが9回も通ったり、気温の低下と風でめっちゃ寒かったり、退屈してわざと音を立てる性悪ガキが側にいたり、境内に入ってきてとにかく邪魔したいらしい酔っ払いがいたりなどの障害はあったが、それ以上に面白いライヴだった
秋も深まった夜の野外ライヴには、ジャケットだけではなく、膝掛けやコートが必要だよな−と、しみじみ痛感(途中凍えて死ぬかと…)
とはいえ、また機会があったらぜひ行きたい