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思わず「じれったい♪(by安全地帯)」って歌いたくなるような、アラサー(around30)−ようするに30代−の物語が5作品入っていた。
この朝倉節とも言えそうな「じれったさ」にハマッたモノとしては、じりじーりと読み進み、脱力したり笑ったり首をひねったり(意味不明な北海道弁が多数)しながら、またしても一気に読了。
アラフォー(around40)の物語だった「田村はまだか」に比べると、過ぎ去ってしまった分、余裕を持って外から眺められるから、不思議だ。やっぱり読む時期って大事だなぁとも。
表題作が一番のお気に入り。いきあたりばったりで一途なせいか、妙なところが抜けている、そんな彼女の行動力がとっても好きだった。
「春季カタル」が花粉症のことだったとはしらなんだ。
「コマドリさんのこと」もそこそこ面白かったが、こういう人には正直お近づきにはなりたくない。
「一入(ひとしお)」が、こういう字を書くと初めて知った。
これは図書館本なので、文庫になったら買おう、そう思った。