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3月のライオン・2待望の2巻目。
プロ将棋という苛酷な世界における天才の才能と凡人の努力、そのどろどろとしたカオスの中の葛藤というかなんというか。そういう殺伐とした人間模様の間に一服の清涼剤として登場する東京下町の風景(アシさんご苦労様です)や人々の姿が、何ともいえないコントラストを醸し出していて、ついつい引き込まれてしまうのだった。
読んですぐ「早く続刊出ないかなー」と思ってしまう、そういうお話。