4a9df9f1.jpg今年も師走に入り、忠臣蔵の季節がやってきた。ということで、念願の『国本武春の大忠臣蔵』をば。
CDは何度も聞いているのだが、生は初めてなのであった。
ちなみにこの忠臣蔵、演劇でも歌舞伎でも文楽でもなく、ぶっちゃけ浪曲である。(国本武春さんは浪曲師なのだった。詳細はこちら)
でも、これがまた良いのであーる。
メインは浪曲ベースの弾き語り(殿中刃傷の場面はロック、切腹の場面はバラード、討ち入りはファンキーな調子という感じで)で、これがまた素晴らしく、毎回聞き惚れてしまうのだった。
今回は古典浪曲の忠臣蔵(赤垣源蔵徳利の別れ)もやったのだが、こちらも素晴らしい出来であった。古典編も思った以上に良かったので、終演後に古典浪曲のCDを買ってみたのだが、その場でご本人自らサインもして貰えたりして、かなりハッピーな気分に。
何といっても、やっぱり生は良いなぁと。