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バルサの食卓 上橋さんの作品中に出てくる数々のお料理を、南極料理人こと西村さんを含むチーム北海道のメンバーで、現実世界の食材を使って実際に作成してみました! というレシピ集です。
 バルサの「精霊の守り人」シリーズだけでなく、「狐笛のかなた」や「獣の奏者」のレシピも沢山載っていました。勿論、タンダの山菜鍋やノギ屋の弁当(鳥飯〜!)も良いのですが、「狐笛のかなた」に出てきた胡桃餅が載っていたのがすごく嬉しかったです。(めっちゃ気になっていたので)なんとなくゆべしに胡桃が練りこんであるような姿を想像していたのですが、おやきみたいな感じでしたね。これなら私でも作れそうなので、冬になったら作ろうかなーと今から思っています。
 タンダの山菜鍋は元々人気が高かったそうで、レシピは2種類載っていました。味噌味も醤油味も美味しそうですが、我が家は肉体労働派ではないので、肉は少なめで……と思っています。これも冬になったらのお楽しみですね。個人的にはロッソ(芋のコロッケ)にもチャレンジしてみたいなぁと。
 にしても、表紙のバルサの格好よいこと!
なお、本書は空腹で読むのはお勧めしません。ましてや電車内では、お腹が盛大になって恥ずかしいかと思います。(←経験者は語る)ちなみに、私が読んでいる本書を食い入るように見下ろしていた女の子は今頃本書を買ったでしょうか? ちょっと気になります。