声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫) 悲惨な事件を伝えた女性キャスターがまとめのコメントで、「ご遺族は今、悲しみの<ズンドコ>に沈んでいます......」というような感じで、前半は「悲しみのズンドコ」に代表される「ちょっと笑える実例集」が並びましたが、後半は落語界絡みの言葉ネタ話が多かったように思います。
 「恐れいりや(入谷)の鬼子母神」は結構有名な言葉だと思いますが、それと対になる「情けありま(有馬)の水天宮」という言葉があるんだそうで、そちらは全然知りませんでした。へーほー。
 言葉の由来はこの本を読むか自力でググって調べて頂くとして、江戸の人は情けや恩を受けた際に感謝してこの言葉を言ったんだそうです。
 オヤジギャグは嫌いですが、こういう言葉遊びは大好きです。自己満足と淘汰されて続いてきた言葉文化の差と言えば良いでしょうか。
 こういう文化が、将来も残っていくことを祈っていますが、どうにもこうにも望み薄でしょうか。。。