ものぐさ日記

読書・映画・旅行・食物・習い事などに関するあれこれを、ものぐさに更新  

books-2008

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前線 捜査官ガラーノ (講談社文庫)捜査官ガラーノの2作目。
上下巻でぶ厚かったら買うの止めようかと思っていたら、案外薄かったので購入。
さすが2008年版。ガラーノは「iPhone」を使いまくっているし、主ネタとして「YouTube」も出まくっているしで、アメリカ(の一部)社会はどっぷりネット社会に漬かっているんだなーと。でもわざわざ「iPhone」っていちいち書くのは如何なものかと。。。確かにガラーノは高級ブランド好きという設定でも、程度があるだろうと思ってみたり。
話の筋やミステリ部分は良いのだが、上司である女性検事モニークのパワハラさ加減とか嫌な性格とかが嫌で嫌で、妙に疲れた。(立場が逆ならまったく無問題かもだが)
キャラ読みする派としては、ストーリーが良くても、キャラがNGならNGなのである。という訳で、モニークが出てくる限りはもういいかなーと。
(前回は☆2個。今回はストーリーが良かったので、一応3個)

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脱デブ―なぜ芸能人はレコーディング・ダイエットにはまるのか なぜ1年以上たってもリバウンドしないのか (ソニー・マガジンズ新書)「いつデブ」を女性向けに改変した版とのこと。
いつデブは自前購入だったが、こちらは図書館でチェック。
主な変更点は、女性向けに切り口を変えて100のポイントにまとめたということ。内容を段階機能別に分離したことで、気になる箇所の拾い読みが楽チンになったので、これなら自前で買っても良いかもしれないとも思った。
前者では大きなウエイトを占めていた能書きとか理由とかの部分−見た目社会の話であるとか、自己管理能力や知能が低く見られる傾向にあるという話であるとかとか−は、女性には不要(そりゃそうだ)ということで、思いっきりカットされている。
逆にこちらにプラスαされた点は、森三中@村上知子さんの記事が併記されているあたりだろうか。(3ヶ月で8キロ痩せたとのこと)大きな痩せ方はさておき、女性視点のコメントが色々あるのは、それなりに参考になるかもしれない。
にしても、何が一番って、あれ程巨大だったのに、一度痩せてから全然リバウンドしていない、岡田さんの存在そのものがやはり凄いなーと。

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天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語新潮というか、日本ファンタジーノベル大賞受賞作ということでチェック。
明治大正時代から昭和のはじめにかけての、いち建築家とその顧客を巡る物語である。静かで押さえ気味の文章は、作品の雰囲気にもよくあっていて、見事なまでに「大人のためのファンタジー」であったように思う。
どちらかというと、ファンタジー小説というよりは、幻想小説と呼びたい感じで、読むにつれ摩訶不思議な世界に深く深く引き込まれ、ふと我に返って浮上してみると読み終わってしまっていた、というような、そんな感じであった。
これがデビュー作ということらしいが、どうやら作者は同世代の方らしい。次作にも期待したい。
かなりお勧め!

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新・特捜司法官S‐A 7 (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)この7巻を読んでみて思ったのだが、6巻を読んでないような気が…(^^;;)
この手の本はなかなか手に入らないので、密林でポチするしかないかな>6巻。
なんだか更に一層妖しげな展開になっているので(肝心のサムが全然出てこないし)、正直ブクオフでもいいかなーという気分になってきた。

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ミロクの巡礼 グイン・サーガ124 (ハヤカワ文庫JA)NHK−BSでアニメ化するそうな。っていうか、今124巻で終わる兆しもまだまだ見えないのに、アニメはどこまでやるのか…。(-_-)
表紙はカメロンか? 後半にはスカールも登場して、久しぶりのナイスダブルおやじの登場だったが、グインはまったく出て来ずだった。
口絵の女性は誰なんだろうと思って読んでいたところ、結果、ヨナだと判ったので、ちょっとびっくり。無駄に綺麗という感じも。。。

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ペンギンがおしえてくれる幸せのヒントペンギン好き以外の人が買うかどうかは疑問だが、南極写真家のジョナサン・チェスターが撮ったペンギンの写真は、どれもがスバラシイ出来である。ちょっと心が癒される本なのだが、ペンギンの写真を見ていれば心が癒される私に言われてもなーというのが、会社の同僚の弁であった。
や、ホントに可愛いってば!

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古いものに恋をして。〈2〉「好き」を生きる女性たち千葉さんの「古いものに恋をして」第2弾。
今回は紫というか小豆色の表紙だった。
前回と同様に「好き」を仕事にして打ち込んでいる十人の素敵な女性達のルポである。
職業は多岐に渡り、実に様々だが、みなさん共通して言える事は、文化や芸術を尊び慈しむ心、であろうか。今回、特に印象に残ったのが、こちらの方々である。続きを読む

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報いのときは、はかなく イヴ&ローク19 (ヴィレッジブックス)イヴ&ロークの19巻である。
正面切った喧嘩以外でイヴとロークの亀裂がこれ程までに大きくなったのは、かなり久しぶりのことのような気がする。そういう意味でも味わい深い一作になった。やっぱりこのシリーズは大好きだなーと、しみじみ。
にしても、メイヴィスのお腹はまだあまり大きくなっておらず、相変わらず時間が過ぎるのが遅い。1巻で1ヶ月ペース位か?
かなり短時間で次々と大きな事件が起きている計算になるかと思われる。まあもっとも、探偵でも一般人でもなく、殺人課の警部補なのだから、当然といえば当然か。
メイヴィスの子供が生まれるのが待ち遠しい。

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旅行けばネコ (新潮文庫)岩合さんのネコシリーズがまた文庫落ちしたので購入。
風景や周囲のネコ好き人間の幸せそうな姿も含めて、単なる『可愛さ』だけじゃないこれらの情景を見ていると、なんとはなしに心が和むのだった。

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夫婦一年生 (shogakukan paperbacks)初々しいというかなんというか。。。有川さんのラブコメとはまた違った意味でこっぱずかしい内容が全開のまま一気に突き進んだ1冊。
味付けはまさに朝倉さんらしく、ラストの開き直りの1文が、全てを象徴しているような、そんな感じで。
未婚者を先頭に、結婚直前の人、新婚さん、十年目、二十年目。。。と、世代によって本書の感想がどんな風に変わるのか、いちいち個別に男女別に聞いて見たい気分でいっぱいになったりもした。

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ブラック・ローズの誇り (扶桑社ロマンス ロ 6-65 ガーデン・トリロジー 2)ガーデン・トリロジーの第2弾である。
今回は(今回も)説明が多くて話に入り込めず、やや微妙な出来だったかと。。。

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邪馬台国発見―FBI超能力捜査官ジョー・マクモニーグルのサイキック考古学 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)ホームレス中学生@田村裕の父親をその特殊能力で見つけたというジョー・マクモニーグルが邪馬台国の場所と卑弥呼の実情に迫るというのが大筋。
昔から九州説、近畿説の2大勢力で戦いつつ、近年、四国説もなかなか面白いなーなどと聞いていた、邪馬台国の場所論争であるが、今回の説では、山口と近畿が登場し、非常に面白い展開を見せている。
詳細は多くを語ると面白くなくなるので、読んでからのお楽しみとしたい。にしても、続編が出たら、絶対読もうと硬く心に誓ったりもした。

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ペンギンはがき〈3〉例によって例のごとく(笑)

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誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ (小学館101新書) (小学館101新書)「源氏物語の時代」の山本さんと林さんの語る「源氏物語」はなかなか面白いものだった。
ただ「イケメン」とかその手のイマドキ言葉を多用していたのが、個人的には、自分の感覚とは微妙にピントがズレているような気がして、あまり好きになれなかった。何十年かたった頃には、そのイマドキ言葉の部分にも解説が付かなきゃ内容が判らなくなっているだろうなーなんて思ったりもして。

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追憶のカレン―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)シェラが浚われるというのは今までなかなか有り得ないと思われていた設定だったので、最初は興味深々だったのだが、後半はやや微妙だったかと。。。赤黒ゴジラ夫婦が登場していたのが唯一の救いだが、これにしても何故登場したのかの背景がいまいちだった気も。(とはいえ出ないよりマシだが)
タイトルも、これじゃねーだろうという感じだったので、次回に期待しよう。。。

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図書館戦争SPITFIRE! (1)こちらは男子向け漫画版の「図書館戦争」である。郁が想像以上に可愛いのは良いのだが、堂上がちょっと。。。_| ̄|○|||
でも漫画としてはまあまあイケているかと。
郁の胸はない設定なのについ増量して描いてしまうのは、少年漫画のお約束といえよう(笑)

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阪急電車これにて有川さん作品コンプリート!
大人向けのラブコメ短編連作集という感じかと。関西らしい(ような気がする)受け答えの妙は、関東人には真似出来ないものなので、そういう部分については「成る程はぁそうですかぁ・・・」というしかなかったりするが、面白いことに変わりはない。
ラストで判明する「生」の答えは、胸にズーンと来たりもした。

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図書館戦争LOVE&WAR 1 (1) (花とゆめCOMICS)図書館戦争LOVE&WAR 2 (2) (花とゆめCOMICS)

有川浩さんの小説を弓きいろさんがLaLaにてコミック化。
こちらの堂上教官はなかなかよろし。
特に彼女の描く2頭身キャラが可愛らしいくて、お気に入り。

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めづめづ和文化研究所 京都ダーリンは外国人の小栗さん&トニーさんの和文化体験記。以前の「精神道入門」とか「英語ができない私をせめないで」と同系統といえば良いだろうか。にしても、今回の体験はかなり多種類で、伝統三道(お茶・お花・お香)+弓道から始まって、精進料理、雅楽ときて、以降、伝統芸能としての京都の暮らし編(扇子・友禅・蒔絵・象嵌・和菓子)と続き、盛り沢山である。ということで、内容は広く浅くという感じだが、毎回付いているトニーさんのつぶやきは独特で、やはり今回も面白かった。

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カンナ 飛鳥の光臨 (講談社ノベルス タS- 24)デビュー10周年記念の新シリーズとのこと。直前でバチスタ@田口を読んでいたせいか、主人公がいけてない田口に見えて仕方がなかった。相変わらず歴史ネタはそこそこ魅力的なのだが、期待していないとはいえ、ミステリ部分が…。おまけに今回まったく謎が収束しないまま終わっているのだが、1とも「続く」とも書いていない。逃亡したまま、謎ばら撒き風呂敷広げたままなのに、主人公が終わった終わったーみたいになっているのは何故なんんだろう。。。新シリーズとあるので、おそらく続くのだろうと思われるのだけれども、新しいシリーズを読む人が後でどれから読めば良いのか判らんという羽目になるのは、不親切としかいいようがないのではなかろうか。(よーく考えてみるとQEDも同じだった…)
次回からはもう買わず、図書館借りすることに決定。

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イノセント・ゲリラの祝祭チームバチスタの田口&白鳥シリーズ最新作である。今回はちょい役ではなく、主役で復活した。久しぶりに聞く田口節はやっぱり懐かしく、同じ海堂さんの小説でも他作品とでは受ける雰囲気がかなり違うなーと思った。
田口の友人ばかりが何故という強引な部分はあるものの、作者の言わんとしていることはハナから別の部分にあるので、後半の「イノセント・ゲリラの咆哮」はまさに一気に読みという感じだった。ここに来るまで何が表題を意味するのか判らないままに読んでいたのだが、そうきたかと思った一瞬だった。
次回作では一体どうなっていることやらやら。

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別冊図書館戦争 2 (2)スピンオフ第2弾である。
噂では「後味悪い」とか「そこまでせんでも…」という意見が多かったので、最初から覚悟して読んだせいか、「そこまで」の程度が思ったより軽く(じゃあどこまでという突っ込みはナシの方向で)、打撃は軽めで終了。にしても水島@超ウザイがあまりにも予想通りの行動を取ったので、判った時には内心「よっしゃーっ!!!」と、本筋とは違う部分で盛り上がったりもした。個人的に「目には目と歯を」ということで、思いっきり報復して欲しかったのだが、現実的にはそうは行かないのもお約束通り。
とはいえ、最後にシアワセな描写を望んだ有川さんの旦那様には、まったくもって拍手喝采感謝感謝なのであった。

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別冊図書館戦争 1 (1)まずは電車で立ったまま読み始めてしまい、その場で激しく後悔をば。。。
のっけっからベタ甘全開飛ばし過ぎだろう!
たった数ページでもうにやけちゃってにやけちゃって単なる変な人になってしまった自分に速攻気付き(それも立ったまま)、即座に読書を中断するハメになったのは言うまでもない。ってかよくみたら表紙からハートだよ…。
多少冷静になって席に座ってから続きを読み始めたのだが、それでもやっぱりヤバい箇所は多かった。吹き出しそうになる笑い箇所も含め、あまりにも多い地雷の数々。大人として、公共の場所での体面を考えるなら、自宅で読むことを強くお勧めするが、おそらく殆どの読者が、柴崎と同じく「誰かお酒!強いお酒をあたしにちょうだいー!」と叫び出したくなるに違いない。
あと同じ場面で柴崎が「この恥ずかしいカップルめ!」と叫ぶ場面があるが、やはりここは「この恥ずかしい馬鹿ップルめ!」に修正すべきであろうと(響きも良いし)真剣に思ったりもした(笑)

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図書館革命図書館シリーズ最終巻。
あーあ、終わっっちゃったー。もうちょっと続いて欲しかったなーという感じで。にしても、ラストまでの持っていき方はさておき、エピローグ、飛びすぎだろっ!
思わず「はやーっ!」って叫んだのは私だけではないだろう。鞠江ちゃんがまだ大学卒業していないってぇことは…と、一生懸命逆算したりもした。まあいいけどさ(ぶちぶち)と思っていたら、別冊がその辺を補完してくれているという噂なので、とっとと別冊へ行かなくては・・・。
シリーズ後半にカミツレが一杯出てくるので、そろそろ、乾燥肌対策にカミツレエキスを買わなくちゃーということを思い出した。郁の言う通り、ハーブティには精神の鎮静効果があるが、お風呂に入浴剤代わりに入れると、抗炎症・抗掻痒効果、消炎効果のおかげで、乾燥して痛んだ肌によく効くので、とても有用な薬用ハーブなのである。入浴中に香りもかげば、ティーのような鎮静効果も期待できる。興味のある方はお試しあれ。

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図書館危機図書館シリーズ3作目。
前回のラストで驚愕の事実を知った郁が徐々に成長していく姿がナイス。手塚と柴崎も可愛い。堂上は既に甘々モードだし、小牧は相変わらずマイペースだしと、更に面白さがUP。次回でお終いとは残念至極。
「昇任試験」とか「ねじれたコトバ」のエピソードが良かった。3作目の巻頭に人物相関図とイラストがあるが、ぶっちゃけ原作よりアニメの方が個人的には好みかも。(特に堂上)

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正直書評。図書館内乱の後に読んだせいか、書評ネタかぶり。まあそれはさておき、社長の度胸ッぷりというか女っぷりが炸裂していて、読後の爽快感がたまらない(笑)
大森さんとの共著であった、「文学賞メッタ斬り!」「ライトノベル☆めった斬り!」より、更に一層パワーが増したんじゃなかろうか。
書評で笑ったのなんて、すんごい久しぶりな気も。
既読の本には頷いたり笑ったり比較したり、
未読の金の斧はへーほーとメモしてみたり。
既読の鉄の斧がなくてホッとしたような残念なような。
一番読みたかった袋とじ部分をペーパーナイフで開る時のどきどきさ加減といったら、もう開ける手が震えて震えてwww
こんなに書評で楽しめるとは思わなかった。
トヨザキ社長の更なるご活躍を祈るばかりである。

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図書館内乱図書館戦争シリーズ第2弾。
主人公は相変わらずの熱血バカだが、馬鹿度が下がってきて、目出度く許容範囲に入ってきた。途中、やっぱりバカ丸出しの箇所があって、堂上同様ぶち切れそうになったが、その辺は既にお約束か。どうやらこのままの勢いでラストまで突っ走れそうである。よしよーし。
前回イチオシの小牧と柴崎が今回も更にナイスに。こんなことをいうと失礼かもだが「美人で底意地が悪くて人との距離をとり続けて常に計算している」ようなキャラを有川さんがさらさら描いてしまうというのが、ちょっと意外だった。
残りのシリーズも、週末中に一挙に攻略する予定だが、はてさて。

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お豆腐屋さんの とうふレシピ豆腐好きで、豆腐百珍のような本も何冊か持っているのだが、性懲りもなくまた購入。
最近、近所のスーパーが廉価版豆腐ばかり置くようになって、お気に入りの三之助豆腐が見つけ難くなってガッカリだったのだが、本が出たとは嬉しい限りである。かなりお勧めと声を大にして言いたいところではあるものの、HPに載っているレシピをまとめたものらしいので、HPをチェックすればコト足りるかも。通販もあるし。
とはいえ、やはり本の方が味わいはあるので、検索はネットで、熟読は本で、と使い分けるのがオススメかと。

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図書館戦争面白かったが、主人公がやや微妙だった。。。
でかい女が相手からでかいと言われる前に、自分より小さい男にチビと言ってしまうのは、理由はどうあれ人間として非常によろしくない、というのが私の持論である。売り言葉に買い言葉でも言っちゃいけない線があると私は思うので、そこに真っ先に抵触したのが、彼女を気に入らない理由の一番目であった。二番目の理由は「単純にバカ過ぎるから」。。。ぶっちゃけ、男のバカは許せても、女のバカにはあまり寛容になれないのだった。
(あたしも大概子供じみている、ともいえるのだが)
その他の周辺キャラは大好きなので、一応、シリーズを続けて読むつもりはあるものの、個人的イメージが非常に悪くなった主人公に、今後の巻き返しがあるのかどうか、様子を見たいところではある。

聖女の救済ガリレオ長編の方も読了。
話のすじとしては、嫌いな話ではなかったので、全体としてはまあまあかなーと。でも薫があまりにもねちこ過ぎて、ううむ。。。
短編ならちょっと鼻につくレベルで済むのに、長編になるとその辺が長引く分、増幅されてどーにもこーにも厳しかった。やっぱりガリレオは短編の方が好みだなーと思った。
以下、ネタバレ注意報発令続きを読む

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ガリレオの苦悩2冊同時発売とは剛毅な〜と思っていたら、会社の後輩が「勢いで買っちゃいました」と言って2冊とも貸してくれた。さっそく短編の方からさくっと読了。やっぱり短編は面白いなぁと。
TVや映画はまったく見ていないものの、福山@湯川の露出度が凄いせいか、脳内湯川は既に福山バージョンに(^^;;)。
今既に長編の方も半分程度まで読み進んでいるが、短編集の1章読了後に長編を読むのが時系列的には正解らしい。一番気に入ったのは「操縦る」で、内容も好みだし、伏線もラストもかなり良い案配だった。あと、この作品が一番タイトル通りの作品だった気もする。
粘着体質の「薫刑事」が結構良い味を出していたように思うので、彼女の今後の活躍にも期待したい。彼女が柴崎コウかと言われると、ドラマは見ていないので、なんともはや。ということで、ドラマも見てみようかとDISCASをポチッってしまった。

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ピギー・スニードを救う話 (新潮文庫 ア 12-12)久しぶりのアーヴィングである。短編集はお初であった。エッセイと書いてあったので、かなり心惹かれて買ったのだが、エッセイと言えそうなのは冒頭の表題のみで、当初はややガッカリもした。とはいえ、読み進むと如何にもアーヴィングっぽい作品ばかりだったので、結果的にはそこそこ満足な内容だったかと。
『ガープの世界』の作中作品や、作中作品にしようと思ってボツにした作品などが入っていたりするので、コアなファンには嬉しい短編集かもしれない。
表題作である『ピギー・スニードを救う話』はかなり好みの作品で、同じ文章の繰り返しが多いのが結構気に入っている。この作品を村上春樹が訳したら、果たしてどんなになっただろうと考えるのも、ちょっと楽しいかもしれない。続きを読む

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レインツリーの国有川さん追っかけは続く。
図書館シリーズに行く前にこちらをば。
読書感想サイトをきっかけに生まれた交流を通して、徐々に知り合いになっていく若い成年男女の物語である。ということで、自衛隊も機動隊も警官も出てこないので、勿論「飛び道具」も出てこない(笑)。
主人公の境遇(これを言ったら面白くないかもなのであえて伏せるが)をネタや小道具として使うだけでは終わらせないところが、有川さんらしいと思った。また、途中、お互いのメールのやりとりだけで会話が続いていく箇所があるのだが、その辺がいかにも今時の小説だなーとも。
ちなみにレインツリー(Rain tree)とは合歓の木のことらしい。

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ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし以前買った辺銀夫婦の本「ペンギンごはんとおいしい石ラー仲間」に続いて、新しい本が出たということで読んでみた。前回は辺銀食堂を中心とした料理本だったのだが、今回はお話が中心。石ラー作りも含めて、夫婦の馴れ初めや出会った人々の話が主である。豊かな生活とは何か、を考えさせられる本でもある。
なお、辺銀という名前は夫婦の造語ではあるものの正真正銘、正式な苗字で本名である。旦那様が元々中国の方で、石垣島に移住して日本に帰化した際、姓がそのまま日本語では登録できなかったらしく、好きな名前を自分でつけることが出来たらしい。
そうかその手があったのか!などと、ちょっと羨ましくなったりもした。
石ラーファンだけでなく、沖縄ファンにはたまらない本かと。

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攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX TACHIKOMA'S ALL MEMORYしょく〜ん!!!
タチコマファンのための全編タチコマ三昧というありがたーい豪華本が登場!
TVシリーズの情報のみならず、タチコマな日々の詳細情報も一挙に掲載されているので、どのシリーズのDVDを狙えば、どの回が見られるかまで、まる判りだし、裏話も結構載っていたりするのがかなり嬉しい。
タチコマファンなら読むだけで幸せになれる貴重な一冊。それ以上、多くは語るまい。タチコマファンならとにかく買って並列化すべーし!

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言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫 (よ21-2))真っ赤な帯の宣伝文句は「この毒舌がもう、聞けない」であった。米原さんの対談集である。対談者は、例のプラハ・ソビエト学校同級生である小森陽一さんを筆頭に、林真理子女史、児玉清さん、養老孟司さん、糸井重里さんなどなど。他にも政治家やら写真家やら様々な方との対談が掲載されているが、当文庫用の特別編集とのこと。初出は様々な雑誌などが多く、殆どが2001年以降という比較的新しい対談ばかりだった。するどい米原節は相変わらず絶好調で、生き生きした米原さんの姿を久しぶりに感じることが出来たのは大きかった。勿論、盟友である田丸公美子さんとの対談も載っていたし、彼女との対談量が一番多くて一番面白いのは間違いないのだが、残念ながらほぼ既読作品で、ちょっと残念だった。
なお黒岩幸子さんの書いた「素顔の万里さん−解説にかえて」はロシア語協会のHPでも読むことが出来る。もう3回忌かと、ため息しばし。

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地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアルという副題がついていた。
元々は寄藤さん目当てで借りた本だったが、内容はまさに副題の通り。被災者の生の声が沢山詰まっている内容だった。防災対策は結構しているつもりだし、その手の本は結構読んでいるつもりだったが、それでも想像の範囲外と思われる内容がまだまだあって、既成のマニュアルだけじゃカバーできない生の声っていうのも、まだまだあるもんなんだよなーと思ったりもした。
防災には関係ないものの、阪神淡路大震災当時、多くの人が、満月がやけに綺麗に見えたと語っていたらしいことが、かえって当時の生々しさをダイレクトに伝えてくれているような、そんな気がした。

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納棺夫日記 (文春文庫)知人のお勧め本だったので、読んでみた。
「納棺夫」という仕事は、故人の体を清め、死に化粧を施し、遺体を棺に納めるというものだそうである。前半は富山の冠婚葬祭会社に勤務する著者がまだ仕事に慣れていない頃の当時の心境や、様々な葬儀を経験した後の心境の変化などが淡々と書かれていて、非常に興味深かった。後半は、仕事を通じて生と死を見つめた著者が、仏教を学んで行く過程でたどり着いた様々な考察と、やや難解な宗教の話題が多いのだが、とても面白かった。巻末には著者自らが書いた注釈用語集もついていた。
 また作中、宮沢賢治作品の引用が随所にあるのも興味深い。案外、知っている作品が多かったなぁなどと思ったりもした。
 現在公開されている映画「おくりびと」に、本書の内容がいくつか出てきているということらしい。主演の本木雅弘が、以前この作品を読んで感銘を受けたということで、確かに映画の題材になっているらしいのだが、諸般の事情により映画には何もクレジットされていないとのこと。どんな事情があるのかは知らないが、大人の事情って奴はまことに不可解なものである。

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塩の街3部作をやっとこ制覇ー!
文庫が見つからず単行本にしたのだが、子供向けだった文庫版を大人向けに修正した版ということで、修正内容を見る限りでは、こちらを読んで正解だったような、そんな気がした。
本編とその後日譚で構成されており、特に後日譚が気に入った。
今のところ全作品ハズレなし。
3部作シリーズを制覇してすっきりしたところで、次回は図書館戦争に突入する予定なり。こちらも楽しみである。

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海の底「クジラの彼」の元話がこちら。とはいえ、同作中の「有能な彼女」の元話と言った方がより正解か。作者曰くタイトルは「海の底(から来たヤツラ)」で、内容は「潜水艦で15少年漂流記」ということだったが、なるほど確かに(笑)。
実際には海の底の話は数ページしかないし、潜水艦は海上に浮んだまんまの状態で、大人2名と子供10数名が潜水艦の中で暮らす羽目になるというのが主な物語である。そうなった原因がなかなか強烈なのだが、まあその原因自体はさておき、こういう事態が発生することはあってもおかしくはないとは思った。これ以上のあらすじを書いてしまうとかえって引いてしまう人がいそうなのであえて書かないが、日本の危機管理に対する政府の対応やマスメディアや一般人の対応など、色々と考えさせられる問題がてんこもりで、オウム真理教や阪神淡路大震災や四川大地震の時の報道を思い出したりもした。
誰かが言っていたが「我々はそういう国に生きている」のだ、ということを再認識させられた、そんな話だった。

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空の中 (角川文庫 あ 48-1)ただいま有川作品全制覇に向けて驀進中!
文庫を発見したので即ゲトしたが、これがまた面白いのなんのってー!
ユニークなSFでもあり、子供の成長物語でもあり、ちょっと切ない青春物語でもあり、勿論、大人の物語も色々ありーと、今回もたっぷりと堪能させて頂いた。
物語には主人公をはじめ、色々と素晴しいキャラクターが登場するのだが、中でも宮じいの素晴しさと言ったらない。言葉では上手く言い表せられないのだが、飾り気のない言葉の中に年を経た者の重みと温かみとパワーがあって、ストレートに心の中に沁み込んで行くような、そんな気がした。今まで土佐弁と言えば坂本龍馬くらいしか知らなかったのだが、あの宮じいの土佐弁を生で聞いてみたいなーと、そう思った。宮じいにはモデルがいたそうで、その方も宮じいのように名物おじいさんだったらしい。(残念ながら既に故人とのこと)
この角川文庫版では単行本の内容にプラス「仁淀の神様」という後日譚の掌編が入っているので、そういう意味でもこの文庫版を買って大正解だった。もし単行本しか読んでいない人がいたら、これも絶対に読まなきゃあかーんと声を大にして言いたい。但し、立ち読み厳禁というか、外で読むとたぶん後悔するので、自宅でゆっくりと味わって読むこと!

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クジラの彼自衛隊ラブコメ第2弾!
本当はこちらの出版順序の方が「ラブコメ今昔」より早いのだが、読んだ順序ということで!
幸い順序は無視しても無問題であった。
いやぁ、これまたむちゃむちゃ面白〜〜〜い!
あとがきを読んだら、このまた前にあたる話があるとのこと。いやったぁーーー!
速攻、図書館への予約も完了。一部文庫化されている模様なので、明日は本屋で捜索の予定。なければ密林だ。。。
なお、前回まんまと美男子に間違えてしまった有川さんだが、今回の作者近影ではばっちり女性に見えたし、おまけにそこそこの美女だった。続きを読む

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夏から夏へ『一瞬の風になれ』で高校陸上選手達の姿を描き、本屋大賞&吉川英治文学新人賞を受賞した佐藤さんが、今度は日本代表の陸上選手達に焦点をあててノンフィクションを書いた。
本書は、去年の大阪世界陸上で2日連続で日本新をたたき出した男子4継(4×100mリレー)のメンバ(塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治)と、控え選手(小島茂之)の5名が、世界陸上を経て北京五輪を目指したその期間、何を考え、何を悩み、何を行っていったかを、インタビュー記事と練習観察風景を中心に描いたドキュメンタリーである。
インタビュー以外の部分はおおよそ「一瞬の風になれ」と同系の雰囲気だったが、静かに淡々と流れていくその語りは、乾いても湿ってもいず、絶妙な調子を保っていたように思う。おそらく佐藤さんがアスリートやその周辺の人たちに対して感じている敬意と愛情のようなものから滲み出る何かが、上手く働いていたのではないかと思われる。その淡々とした調子で語られるエピソードは、思った以上にじんわりと心に沁み入るものだった。続きを読む

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野球の国のアリス (MYSTERY LAND)講談社ミステリーランドの1冊。ということで、北村さんが小中学生向きに書いたファンタジー小説である。
主人公のアリスは野球が大好きな少女で、リトルリーグ・チームのエースだった。野球の能力も熱意も周囲に負けない自信はあったが、女の子であるが故に、小学校を卒業したら野球とはお別れしれければならない運命だった。そんな中学校入学を前にした春休みに、アリスは、以前チームの取材をしに来た新聞記者さん−宇佐木さんを見かける。なんとはなしに聞こえて来た彼の「大変だ、大変だ、遅れちまう!」というセリフについついつられて、時計屋さんまで来てしまい、店の鏡の前に来たところ・・・。
ということで、後は読んでからのお楽しみ、である。続きを読む

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連帯惑星ピザンの危機 (クラッシャージョウ1) (ハヤカワ文庫 JA タ 1-11 クラッシャージョウ・シリーズ 1)撃滅! 宇宙海賊の罠 (クラッシャージョウ2) (ハヤカワ文庫 JA タ 1-12 クラッシャージョウ・シリーズ 2)

去年だか一昨年だかにソノラマ文庫から改訂出版されていたクラッシャー・ジョウ・シリーズだが、朝日ソノラマの廃刊に伴って、このたび早川から再度のリニューアル出版とのこと。版元の廃刊で致し方ないとはいうものの、先のソノラマ改訂版から更に全面改訂って・・・をい。
さらっと見た感じでは、作者の言葉通り、確かにかなり書き直している模様。あとがきで向上しているとご本人は仰っているものの、以前のに慣れている身としては、わざわざ直さなくても…という気も。(特にラストはかなり違うので、気になる方はラストを要確認のこと)
まあ、早川らしく、安彦さん作のカラー表紙&口絵も出ていたりと、多少は嬉しい特典があったものの、残念ながら、作中のイラストだけは変わらず昔のままだった。。。
なんて文句を言いつつも、最後まで付き合うしかないかと思ってしまうのが、悲しきファン心理かと。

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ラブコメ今昔すっごい面白かったーーー!!!
こんなに面白いお話を読んだのは久しぶり!
ラブコメ好きならきっと気に入るに違いない。
誰が薦めてくれたのかは忘れちゃったけど、薦めてくれた友人に大大大感謝である。
帯に「最強恋愛小説家」って書いてあったが、あながち間違いではないかと。あまりの面白さに、読了後、続けて2度読みしてしまった。
こんなの何年ぶりのことだろうか。。。
男の純情を描くのはやっぱり男が一番なんだなぁ、なんて思っていたら、後ほど女性と判明した(^^;;)。続きを読む

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RDG レッドデータガール  はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)なかなかナイスな展開にー!
現代が舞台なのって、もしかして初めてかも?
荻原さんの作品はいつも男の子キャラが良い感じなのだが、今回の彼も、まあまあ。(最初はどーなることかと思ったけど(^^;;))
後半、全然終わりそうもないじゃんと思ったら、今回はまだ「物語のさわり」で、これから本格的なお話になって行くと判ったのも嬉しい。
早くママさんが出てこないかなぁ〜。

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大統領の料理人当初、本屋で見かけた時には、アメリカの料理なんか見てもなーと思ってスルーしていたのだが、椎さんのお勧めに従って読んでみた。ら、大正解。
ホワイトハウスにおけるクリントン時代とそれ以前の「台所事情」が垣間見えて面白かった。
「エリゼ宮の食卓」「ワインと外交」でもそうだったが、ホワイトハウスも主人が変わると食事情も大きく変わるんだなーとしみじみ。
続きを読む

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もう一軒 おつまみ横丁―さらにおいしい酒の肴185「おつまみ横丁」の第2弾である。
今回の方がよりオーソドックスな定番おかずが並んでいたような気がした。
ので、作り方はまあさておき、何も浮ばない時などに、そうかこれがあったじゃーん!と思い出すインデックスとして、かなり重宝しそうである。
なお、巻末のクイックおつまみレシピはお手軽なネタが多くてかなりナイスだったかと。

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鎌倉さんぽ海街diaryを見て鎌倉に行きたくなった人の案内書がこちら(笑)
あの場面はこちらという情報には、ラヴァーズキスも含まれているので、両者の関係がそこそこ判る内容となっていた。(キャラ相関図もあり)
漫画コーナーに置かれるか旅行コーナーに置かれるかで、本の運命が決まりそうな気もするが、うちの近所では旅行コーナーに置いてあった。最初、見つからずに店員さんに尋ねたところ、その人はまず漫画コーナーに探しに行ったので、置く側も混乱していた。
という感じで、漫画を知らない人には「???」かもしれないが、漫画が好きな人にはかなり美味しい1冊なのだった。

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