ものぐさ日記

読書・映画・旅行・食物・習い事などに関するあれこれを、ものぐさに更新  

books-2008

4
大河で話題になった諏訪が舞台だったものの、御柱の謎はいまいちすっきりしなかった感じであった。(すっきりするのもおかしいかもだが)
今回もミステリは完全に添え物。無理に何か起こすよりいっそこの方がすっきりしていて良いというものだろう。
残念ながら肝心の歴史蘊蓄が今回はいまいちだったものの、次回もミステリなんぞ起こさずに、何とか理由をつけてどこかの歴史の謎を追っかけて行って欲しいものである。

4


理由は定かではないが、昔から高句麗好太王が好きだった。
『太王四神記』のおかげで読んでみようかと思い立ち読んでみたが、やっぱり生真面目な賢王として描かれていた。
日本で卑弥呼や聖徳太子の物語を書くのと同程度レベルの信憑性しかないとはいうものの、それだけお国の人に慕われている王様であることは、おそらく間違いないのだろう。
皇子時代から苦労し王になるまでに数々の邪魔が入ったらしく、その苦労話が延々と続いていたが、その後は祖国を統一して偉大な王になったと史実は伝えているらしい。残念ながら若くして無くなったようだが、彼の息子の在位は名前通り(長命王)長く、それなりに平和が続いたようだ。
周囲の反対を押し切って、王族や貴族以外の所から愛した妻を娶ったともあったので、それが本当だったらいいなぁ、などと思うのだった。

5
岡野さんの『コーリング』の原作本。
椎さんが読んでいたのと、ちづさんのオススメだったので読んでみた。
ミスランのイメージがちょっと違ったものの、違和感なくとけ込めた。
『コーリング』が読みたくて仕方がなくなって、本の墓場を探して見たものの、見つからず。。。どこに埋まっているのやらやら。

5
椎さんが読んでいたのをみて、そう言えば読んでいなかったなーと。
荻原の読書体験が自分とあまりにもよく似ていたのでびっくり。
赤毛のアンしかり、コロボックルしかり。
子供の頃大好きだった日本の童話が古事記だったところも同様である。因幡の白ウサギや八岐大蛇やヤマトタケルの東征にワクワクした当時の自分を思い出した。

3
79b7ec1e.JPG「海ちゃん―ある猫の物語 (新潮文庫) 」の裏話という感じか?
あちらの本は非常に面白かったのだが、今回は以前と違って奥さんの日出子さんに文責があり、岩合さんは写真のみ。
文章の内容がいまいち掴みきれず、何というか不可思議でしばし頭を捻る箇所多し。
うーむむむ、年初から…。
但し、岩合さんの写真はナイス。
でも借り本だったので、ある意味セーフ。

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