ものぐさ日記

読書・映画・旅行・食物・習い事などに関するあれこれを、ものぐさに更新  

comics-2009

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f35e4253.jpg きゃりこぎ@童子編の2巻です。
石井さん曰く「童子の行く末と大人二人の行く末を描きたい」らしいので、喜んで追っかけさせていただきます。(特に大人二人の行く末がっ!(笑))
 童子の方は「お受験」後のイヤーな展開中ですね。今時の学校で子供の喧嘩に親や先生がどうでていくのか、石井さん的にこのネタをどう料理してくれるつもりなのか、かなり楽しみだったりします。
 ロッカーの花子さん的存在がいない学校の中で、童子がどう対処して行くのか、次回がかなーり気になります。

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cfc1a451.jpg やっとこ3巻です。だいぶ人物関係の掘り下げが把握出来てきたかなぁという感じでした。島田さんの研究会に入るのは新たな一歩という感じがしました。島田さん、なかなか良い味出してる人なんですが、誰かによく似ている気がしてならないのですが、例によって例のごとく思い出せず、気になって仕方がありません(^-^;)。
 将棋はルールを知っている程度ですが、父が好きだったせいか、週末になるとTVの将棋を見ていたので(我が家のチャンネル権は親のものでした)当時の活躍していたプロ棋士の名前は今でも結構覚えています。なので、先崎さんのコラムは、毎回、結構楽しみにしています。

もんじゃポスター 今回の連載表紙ですが、以前、月島のもんじゃ屋さん(次郎ではありません)でポスターになっているのを見かけました。多分、今年の初めあたりだったかと思います。
←これです。
次郎というお店はおそらく架空かと思いますが、地元とのナイスなコラボレーションということで、まことに素晴らしいかぎりですw。
もしかしてどこかでご本人にすれ違っていたりして、なんて考えながら食べるのも(読むのも)面白いものですね。

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DVD付き初回限定版『のだめカンタービレ』第22巻 (講談社コミックスキス) のだめ22巻です。やはり、だいぶ大詰めという感じがしますね。あと1〜2巻というところでしょうか。
 今回の一言感想は、「ナイス>ジャン!w」ということで(笑)
 実を言うと本日KISS本誌の方も出ていまして、そっちの展開に気がいってしまっています。どうなることやらやら。。。
 所長のびっくり箱は相変わらずで、いつも予想の斜め上を掠めていくので、最後まで振り回されつつラストまで静観したいと思います。

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星守る犬 この白い犬の名前はハッピーです。ハッピーが「おとうさん」と呼びかける姿がいつまでも心の中に残ります。仕方のないことばかりの世の中ですが、時代がいくら変わっても、犬の愛情のように、いつまでも変わらないものだってまだまだ世の中には沢山あるんだよなぁなんて、何年も前になくなった我が家の柴犬達を思い出したりもしました。
 本書はお父さんとハッピーの物語ですが、ロードムービー的でもあり、今時の世の中の世相の断面を上手く切り取っているように思います。どこにでもいそうな、でも周囲よりちょっとだけ運の悪い、そんなお父さんが主人公です。物語は終着地点から始まるので、読者である我々には主人公達の行く末が判っている状態でお話が進むのですが、それでも最後までどきどきしながら読んでしまいました。掲載時の反響が凄かったというのも頷けます。同世代のお父さん達が読んだら号泣必死かなーと思います。また、世の犬好きの人が読んでも、かなり涙腺がヤバイのではないかと思いますので、読むときは家でゆっくり読みましょう。なんとも切ないお話ではありますが、読んだ後、心に温かな気持ちが残るんではないかと、そう思います。とても素敵な作品でした。ひまわりの咲き誇る夏のいまこそ、読むべきかもしれません。
 この単行本が発売された直後のアクションに続編が載ったという情報があるのですが、出来ればそれも読みたいなぁと、そう思っています。

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もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC) 8巻は「ビール編」でした。
日本人は夏にビールを一番飲むということで、ある意味タイムリーかなーと思ったんですが、お話の中は秋でした。(オクトーバーフェストですし)
 菌の話だけでなく、ビールというか、物造りの色々な話が出てきて、今回も面白かったです。新キャラのはなちゃんも良い味だしてましたし、懐かしいキャラもいろいろ出てきて、大学って、楽しく学べればすんごく面白いところなんだよなぁなんて思ったりもしました。
 にしても直保・・・150センチないんだ!? まあ男は身長じゃありませんことよ。。。(たぶん)

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さおり&トニーの冒険紀行 オーストラリアで大の字 さおり&トニーの冒険紀行も第三弾となりましたねー。以前のハワイもイタリアもどれもそこそこ面白かったのですが、場所への興味の度合いの問題か、今までの中でこれが一番楽しく読めた気がしました。
 コアラ抱っこもビール作りもダイビングも羊の毛刈りも、どれもやってみたいなーという感じでしたが(アブセイリング除く)、もちろん一番やりたいのは、ペンギンパレードの見物とペンギンの巣作りです。めっちゃやりたーい! なんていいつつも、今回、唯一不満だったのが、このペンギンネタの説明不足っぷりでした。
 普通の人はまあたぶん気にしないんだろうと思いますが。。。2版からでもいいので、ぜひとも注釈に『ただし、ここにいるのはコガタペンギン』って説明をつけてくれませんかねぇ?>編集の方。
 ということで、星は1個削りました。
 以降はペンギンヲタな繰言です。普通の方はスルーで。続きを読む

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光の回廊 〔文庫〕 (小学館文庫 きF 1) 清原さんの時代物(今回は奈良)なら買うしかないでしょう、ということで買いました。以前ぶーけからコミックが出たようなんですが、全然気付きもせず。。。
 主人公は光明皇后です。光明皇后って誰だっけ? という方も多いかと思いますので、有名な箇所だけ説明すると、結局、作品の説明になります。
 まずはお父上が藤原不比等で、旦那様が聖武天皇ですね。藤原一族の暗躍が凄かった時代の方です。なので、一族@藤原四兄弟のごり押しで王族の血筋以外から立后した第一号(人臣皇后)でもありました。とはいえ、父や兄の言いなりだっただけでもないようで、日本初の貧窮院を作ったり、医療施設を作ったりもしています。聖武天皇が亡くなった際に遺愛の品を東大寺に寄進したことから正倉院が作られたそうです。母親の1周忌に菩提を弔うために造像したのが、あの阿修羅王像だったりもします。なので、現在、国宝や世界遺産になっている超一流の文化遺産の元となった方ともいえますね。続きを読む

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君の天井は僕の床 久しぶりの鴨居さん本です。主人公の女性達が自分と同世代ということで、等身大で語られるリアルな恋愛話やその他あれこれな話題を含めて、とても楽しく読めました。
 デザイナーであるトリさんとウシちゃんが主人公で、彼女達の事務所が様々な職業の人が集まる雑居ビルの一室にありました。事務所の真上が屋上で、風通しがよく、お隣のビルから屋上を伝って猫がやってくるような場所なのですが、その雑居ビルを舞台にした様々な人間模様が描かれるという「ご近所さんオムニバス」です。このネーミングがまたナイスですね。ご近所さんのお店に来るユニークなお客さんの動向も含めて、今後の展開が楽しみです。
 あと、登場する猫がまたひたすらラブリーなので、猫好きさんにもお勧めします。思いっきり和めるかと思います>猫。

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Fellows! 総集編 乙嫁語り&乱と灰色の世界 (BEAM COMIX) エマ@森薫と入江亜季のカップリング集でした。どうせ後で買うのに、早く読みたい興味と単行本未収録の言葉に負けて買ってしまいました(^-^;)。
 森さんの「乙嫁語り」がかなり面白くて大満足でした。にしても、トルコ絨毯のような細かい柄の衣装たちをあれほど入念に描き込むとは・・・。メイド服以上の執念をひしひしと感じました>作者。
 にしても、すんごいところで終わってしまったので、次回の展開がますます気になってきました。Fellows! の4号買っちゃおうかとちょっと考え中です。あとどれ位待てば単行本化されるんでしょうねぇ? 同人作品の方は例によってメイド物でした(笑)。既にさすがという感じでコミカルで面白かったです。
 入江さんの「乱と灰色の世界」の方もお話としてはなかなか面白かったですね。この方、絵が少々雑なんですが、同人の方が綺麗で丁寧なので、今となってはこの粗さがこの方の持ち味なのかもしれません。「魔女のお母さんはいつもでかい」が刷り込みになりそうです。

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN (19)  ソロモン編・前 (角川コミックス・エース 80-22) ソロモン偏の前編です。以前のインタビューで聞いた気がしますが、安彦さんって本当にドズルが好きなんだなーと、しみじみ思った巻でした。個人的にはスレッガーが見れて嬉しいな♪の巻でした。マチルダさんやスレッガー中尉は、放送中あまりじっくり見ないままあれよあれよといううちに逝ってしまった方々なので、今更ではありますが、名残を惜しみつつ、じっくり見たりしています。
 そういえば、もうすぐ日食があるようですが、学生時代、ガンダムの初映画化で渋谷に出かけたあの夏の日も日食だったなぁと、今更ながら思い出しました。

とりぱん 7 (ワイドKCモーニング) げっは。今回も表紙がかわえぇぇですのぉ〜。
 この作品をみて毎回思うのが、やっぱり鳥はいいなぁということと、自然はいいなぁということですね。見ると毎回癒される、そんな気がします。
 前回の横浜有隣堂のサイン会でお見かけしていたので、自画像がさらにリアルさを増した気がします。

銀河英雄伝説~英雄たちの肖像~(2) (リュウコミックス) ヤンが表紙なのはめっちゃ嬉しかったんですが、中身はそうでもありませんでした。まあ仕方がないことなんですけれども。。。
コミックスでは色々設定が違っていたことを、もうすっかり忘れておりました。女だったり別タイプのイケメンだったり。。。まあどんなキャラでもあんまり違和感がないというのが、道原さんの凄いところかなーと、そう思います。
久しぶりにユリアンのイゼルローン日記が読みたくなりました。

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cd8a5e5d.jpg きらさんの作品は今までに何作か読んでいて、どれも結構好きでしたけれど、「GENJI」も「まっすぐにいこう。」もみんな借り物だったんで、これが初文庫買いでした。今回は原作付の裁判物−それも陪審員制度開始直後のお話という設定なのですが、単行本版は2003年に出ていたようです。ということで結構前の作品なのですが、今年初になって文庫版が出たようです。
 基本的には、どれも裁判官視点にたったお話だったので、ある意味新鮮でした。真面目で不器用な裁判官というキャラは、いかにもきらさんのキャラらしくて、まさにピッタリという気がしました。麻生みことさんの「そこをなんとか」のような弁護士視点の作品と比べてみると、同じ裁判物でもだいぶ違うなぁという感じです。
 とはいえ、両者に共通していえることは、こういうこともあろうかと思えるようなリアルさと、そんなこたーねーだろ(でもあったら怖いかも)といったケース設定の妙ですね。そういう事例がてんこもりで、色々と考えさせられて結構面白かったです。特に裁判員制度については、明日は我が身と思うと、なおさらでした。

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ヴァムピール 3 (3) (アフタヌーンKC) 3巻まで来て、やっと全体像が見えてきたようです。いままで様子見モードだったのが、やっとキャラが生きて動いてきたような、そんな気がしました。なんとも悠長な話ですが、少年漫画というと「暁の息子」で大コケした時の衝撃が忘れられず、まだ少々ビビリつつ読んでいたりします。まあ女の子も今回はまともに可愛い姿をなんとかキープしているみたいなので、このまま順調に行って欲しいなぁと思います。
 にしても男爵がオチャメというのは一体・・・。

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鋼の錬金術師 22 (ガンガンコミックス) 待ってましたー! の22巻です。(以前は借りていたのに既に自前でしっかり買っていたりします(^-^;))たしか前巻から本編が最終章に入ったかと思いますが、本巻ではみんなでとうとう本丸へ。。。というところで終了。ひっぱるひっぱる。
 とはいえ、散らばっていたピースが集まってきて最後に向かってワクワクしてきたところです。相変わらず小ネタギャグも満載で、大笑いしながら読みましたしね。
 次回がおそらく最終巻か、もう少し位は続くのかもですが、ラストへ向かっていることだけは確かです。果たしてどうなりますことやらやら〜!

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リトル・フォレスト (1) (ワイドKCアフタヌーン (551))リトル・フォレスト 2 (2) (ワイドKCアフタヌーン) 知人のお勧め本です。近隣の本屋さんでは見つからず、先に「カボチャの冒険」「魔女」を読みましたが、これがまたナイスだったので、お気に入り作家さんになりました。ということで、本書は密林でゲトしました。
 主人公の女の子は東北の里山−小森で一人暮らしをしています。一度都会に働きに出たものの、紆余曲折の後、今は生まれ育った里山に戻って、DASH村のような生活(比喩が貧弱ですみません…)をしています。彼女がまだ学生の頃、母親が出奔してしまったりといったような、何やら重い背景があったりもするのですが、既に吹っ切れているのか、本人は案外その辺は前向きだったりして、村の人々も単純にその事実を受け止めているという感じだったりして(その辺が昼ドラばりの近所の噂好き主婦群とは違って)、という感じでした。
 その辺の重苦しかったりするあたりについてはまあさておき、女性はやっぱり強いんだなぁ…と思ったりもしました。大木はぽきっと折れることがあるけれど、柳は折れないみたいな、そういう強さを感じました。
 あと、やはり里山で、人が自然に寄り添って暮らしているというあたりは、味わった訳でもないのに、なんとも懐かしく思えるから不思議ですね。出てくる植物や食べ物の数々が羨ましくてなりませんでした。これを見ていると、同じ手間をかけて同じものを作ってみたい、という気分になりますが、残念ながら現実には、材料も機会もなかなかないものばかりなので、せめて気分だけでも・・・と思いました。

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魔女 1 (1) (IKKI COMICS)魔女 2 (2) (IKKI COMICS) いま五十嵐大介さんがマイブームです。この『魔女』は幻想系のお話なので、山尾悠子さんやパトリシア・A.マキリップ好きの方ならきっと気に入って頂けるのではないかと思います。
 舞台は過去現在未来を問わず、洋の東西南北も問わない、そんな世界でした。でもそこは同じ地球上の何処か−そういう風景と人々の暮らしぶりでしたし、どこのいつと判りそうな場所もちらほらありましたが、でもやはりそこは五十嵐ワールドで、言霊が力を持ち精霊が行き交う、そんな濃厚な世界でした。読み始めた途端あっという間に惹きこまれてしまい、読み終わって気付いてみたら一人だけ置いてけぼりをくらってしまったような、そんな気分になりました。

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カボチャの冒険 (バンブー・コミックス) かぼちゃがめちゃめちゃ可愛いですよー!
 この表紙の三毛猫の名前が「かぼちゃ」です。猫の気まぐれに翻弄されつつも怒れない飼い主(屋根の上にいる男性=作者です)の姿もさもありなんという感じで、とても微笑ましいものでした。「猫だから仕方ないし、怒れない」という彼の心境も、同じ猫飼い人(元)としましては、分かり過ぎるほどよく判りますです、はい。
 ようするに、世間によくある主人公と猫の何気ない日常を描いたお話なんですが、彼らが暮らす周囲の風景が通常の猫漫画とはかなり違っていて、そこがまた大きな魅力になっているのでした。
 周囲が自然に囲まれた東北の里山で、囲炉裏や縁側のある昔ながらの農家の暮らしの中、目の前にある田圃や畑で働く姿や、目の前の林の中から出てくる狐や鼠などの小動物や周囲を飛び回る昆虫達が巧みに描かれているので、その自然の素朴さや素晴しさがかなり強力な魅力となっているのではないかと思います。表紙の絵からもご想像頂けるかと思いますし、言い方はちとアレなんですが、まさに「DASH村の風景」という感じでした。(稚拙な表現ですみません)
 鼠や沢ガニや小鳥を狩り、林の中に分け入り、近所の猫も含めて、森や林に住む小動物や蛇と戦うかぼちゃは既に半野生状態です。交通事故にあう心配はないものの、毒蛇に噛まれたり屋根や樹から落ちる心配はあるようですが、こういう場所でのびのび暮らせる猫って幸せだろうなぁ・・・と思いました。
 五十嵐さんの絵は自然風景や動物や昆虫を描くにあたって、遠近感の表現が非常に豊かで、とても素敵でした。柔らかい水彩の表現も作品の温か味とよくあっていましたし、1巻で終わってしまったのがなんとも残念なので、ぜひ続編を描いて欲しいなぁと思いました。

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花咲ける青少年 5 愛蔵版花咲ける青少年 6 愛蔵版 愛蔵版も今回で最終回でした。
 6巻の倣立人のカラーが表紙に使われたというだけでも愛蔵版を買ったカイがあったというものかと思います。最後ということで、今回はさすがにおまけがいっぱいありました。ファンブックを持っている人なら既知ネタですが、少なくても単行本には載ってないネタ(ショートショートとか花鹿のウエディングドレス姿とか)がかなり載っているので、既に単行本を持っている人も今回の最終巻だけは買おうかなーと思うんではないでしょうか。
 来月からアニメも開始されますが、次回のメロディ(4月末発売)では書描き下ろしピンナップが、そのまた次号(6月末発売)では、『花咲け』の番外編新作!が載るということなので、そちらを楽しみに待ちたいと思います。

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あのこにもらった音楽 愛蔵版 タイトルに惹かれて買いました。
 日本家屋で普段着の着物に寝巻きの浴衣ということで、最初は明治時代のお話かと思ったんですが、さにあらず。しっかり現代のお話でした。家が温泉旅館なんだからまあいいのかーなどと思いつつも、おそらく作者は意図時に楽しんでやっていたんではないかと思います。正装した洋服も明治風の「洋装」に見えたから不思議です。
 20世紀前半の英国貴族と執事を描いた「プリーズ、ジーヴス」もそうなんですが、勝田さんの描く「洋装」はいつもとてもシックで素敵だなーと思います。続きを読む

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お伽もよう綾にしき 5 (5) (花とゆめCOMICS) 最終巻です。ああ終わっちゃった。。。という感じですね。ちょっと消化不良気味の感もありましたが、これはこれで良いのだろうとも思えました。また新しい作品の登場をまったり待ちたいと思います。イザークか藤臣くんの新作が読みたいなー!(ぼそ)と、心ひそか(じゃないけすけど)に思ってます、はい。
 連載中にお母様がお亡くなりになったそうで、お母様のご冥福を心からお祈りいたします。

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図書館戦争LOVE&WAR 3 (3) (花とゆめCOMICS) 堂上教官のよさげ度が更にUPしていた3巻でした〜。やっぱ堂上教官はいいなぁ。。。
 今回は本編の連載とは別に、弓さんのオリジナルと思われる特別短編が2編入っていましたが、これもかなり良かったです。図書館戦争キャラの良いツボ所を本当によく押さえてますね>弓さん。
 本編の方では、「戦力外」の件で柴崎に言わせたセリフが良かったですね。こういう解釈は本編にはなかったような気もしますが、確かにこれもあったろうと思えました。ナイスです>弓さん。次回がまたまた楽しみになってきました。
 既に終わってしまった本編ではありますが、こういう形で続きを楽しみに待てるということは、とても嬉しいことかと思います。

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そこをなんとか 2 (2) (花とゆめCOMICSスペシャル) 新米弁護士らっこちゃんの弁護士物語なんですが、貧乏で学生時代はお水で稼いでたとか、弱小事務所の平なので、就職は出来ても超貧乏なままだとか、そんなお話が続きます。これを読むと、同じ弁護士でも全然儲からない場合が結構あるんだなーということがよく判ります。(どこまで実話を取材して出しているのかは不明ですが)
 で、今回の2巻のポイントはなんと言っても陪審員制度かと。如何に面倒で、一般人=専門でない人達によって左右されてしまう制度なのかということが、具体例とともに赤裸々に語られていたので、問題点をより具体的に認識したという意味では、読んでかなりためになったような気がします。
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花咲ける青少年3花咲ける青少年4
 愛蔵版の3・4です。今回はみんなで大挙してラギネイに行くぞーというあたりまででした。
 さて、今回のオマケは、作者のインタビューや『コスチューム・パラダイス』『ATOGAKI』と、アニメの設定資料でした。『コスチューム・パラダイス』あたりは、当時、一部のファンだけがゲットしたファンブックに載っていたものなので、持っていない人には嬉しいオマケかもしれません。(と思っていたら、以前の単行本の巻末に普通に載ってました。ダブリまくりぃ(^-^;))が、当時の単行本も愛蔵本よりでか版だったあのファンブックもサイズ違いで2種類も持っているファンとしましては、今回も新しい掘り出し物は見つからず。。。強いて言えば、途中の空きページカットあたりでしょうか。当時のカットはみな非常に麗しく、立人ファンなら一見の価値ありのナイスさではないかと今見ても思いますです。
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セイシュンの食卓 楽笑カンタン編 (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 1-1) 祝、文庫復活!!!
 持っているのにまた買いました。今回のアレンジはなんと「BEST料理人」別です!
 これはある意味凄いです。料理本なのに、おじいちゃんが読みたいとかインド人が見たいとかマーボーとヒロミに会いたいという感覚で探すことが出来るということで、もうとっても便利です。まさにキャラ読みだった私のためにあるような本でした(笑)。
 唯一の残念は「シークレットブーツの彼」が出ていなかったことですね。実料理はコンビーフ料理でコンビーフ缶がシークレットブーツに早代わり〜とかいう料理だったかと思いますが、久しぶりに背の低いあの彼にも会いたかったなぁと。

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15c277a0.jpg 祝、復活! キャリこぎの新刊です! でも「もり」じゃなくて「まち」なんですね。一瞬「???」となりましたが、続きなのは判っていたのでとにかくゲト!
 今回、童子の顔がバッチリ出てくる訳ですが、キツネ面も含めて割と違和感なくみられました。昔バージョンも今バージョンもどちらも好きですよー>石井さん!
 ちなみに夏休みの宝物ですが、あえて名前を書かないところにあのちまちまとした枠線、爆笑しました。ぢーぢーみ゙ーんみ゙ーんと、かわいすぎます(笑)
 そして、連載の方はといえば、またひときわハーレクイン的な展開になりつつあり、2巻というか本誌が待ち遠しくてなりませんね。

秘密 岡部さんが第九に来るきっかけとなった事件がやっと単行本化されましたね。
 岡部さんラヴ(笑)。
 こういう新しい機関が出来ると「九」という番号が振られがちな気もします。攻殻もまたしかり。ベートーベンのせいなのか、最後というイメージがあるからかもしれません。009だって最後に開発された究極だったし、なんてふと思ったりもしました。

花咲ける青少年1花咲ける青少年2

 単行本はまだ持っていますが、愛蔵版ということで、ついつい買ってしまいました。が、期待していたようなオマケは殆どなく、かなりガックリしてしまいました。漫画には連載当時CMなどが入っている空きエリアがちょこちょことあるもので、単行本になる際には、そこに作者の呟きとかイラストとかが入ることが多いものなのですが、今回はひたすら花花…花のイラストのみでした(T-T)。
 あとがき部分も殴り書きの日記系とアニメの宣伝系だったので、原作ファンとしては、blogで描いている新撰組のイラストの方が何万倍もファンサービスだよ…と思いました。とはいえ、次回もはかない期待を抱きつつ買ってしまうことかと思います(^-^;)。

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金魚屋古書店 8 (8) (IKKI COMIX) 元々漫画はけっこう読んではいてもあまりUPしていないのですが、金魚屋の6巻をダブり買いしていたことに気づいて少々がっくり中です(T-T)。
 8巻のポイントはドラえもん(一発変換さすが!)とアニメな人々の話でした。ドラえもんは我々アラフォー世代が子供だった時代からの永遠の正義キャラですが、今の子供もまだ大好きというのはやはり凄いことだなーと思います。鎌倉の荏柄天神社にある絵筆塚には漫画家さんのカッパ絵レリーフを集めた筆型の碑が建っているのですが、藤子さんの場合だけは河童の絵ではなくて河童のお面を背負ったドラえもんでした。が、何となく「それでいーのだ」と思えるから凄いですね。続きを読む

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6e5a07b5.jpg 待望の4巻が発売しました!
今回も面白かったですね。4巻は大きな流れの途中という感じがしました。ミツは徐々に成長しており、去るものもあり来るものもあり、人生は変化しながらもひたすら続いてくんだよなぁという感じで。勿論、変わらないものもあって、それがまた良いのですが。
 今回は「しゃーーーっ!」っという例の「猫の威嚇@怒り表現」が出てこなかったのがちょっと寂しかったです。あれ、すんごい好きなので、また出て来て欲しいです。
 実写で映画化されるとか言っていた気がするのですが、その後どうなっているんでしょうか? あのほんのり感とか幻想的な風景とかは実写よりアニメ向きだろうと思うのですが、はてさて。

薬師寺涼子の怪奇事件簿 11 夜光曲 後編 (11) (マガジンZコミックス) 漫画版の著者名を田中さんのみにするのは違うんではないかと>amazon。おまけに垣野内さんがイラストになっているというのも違うでしょう! 素直に原作者/作画者とすればいいのに、ラノベの表紙描きさん達と同等の扱いというのは、垣野内さんにかなり失礼なんではないかと思われます。
 なお、連載のほうはマガジンZ休刊に伴い今後はアフタヌーンに移るそうです。そのアオリをくらったのか、今回の連載はどうも扱いが雑だったように思えました。ページ数の制約とか納期の制約とか色々あったのではなかろうかと推測します。(絵は綺麗でしたが)特に泉田警部補の扱いがかなり微妙だったような気がしてなりませんでしたが、新天地での活躍に期待したいと思います。

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38c9fcd7.jpg お伽ファンタジーという宣伝の通り、お伽話「風」の主人公の物語です。
 なんともいえずシュールで、さすが清原ワールドという感じでした。
 最近はこういうシュールな「サボテン姫とイグアナ王子」系統が多いようですが、「飛鳥昔語り」とか「アレックスのタイムトラベル」系のSFもぜひまた描いてほしいものです。

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手紙 谷川さんの短編集です。今回もじんわりほっこりさせて貰いました。
 彼女の作品には何かで切なくなっているという主人公が出て来る確率が高いような気がします。失恋だったり、家族や恋人の死だったり、失業だったり、その苦悩は十人十色なんですけれど、最終的に読み終わった時にはじんわりしたりほっこりしたり、なんとなく自分の若い頃を振り返ってみたりと、心がリセットされたというか、ざぶっと洗濯されたような、そんな気分になることが多いようです。
 かつての岩館真理子さんや田渕由美子さんや太刀掛秀子さんあたりが活躍していた時代を彷彿とさせるような・・・と言ったらよいでしょうか。−こう書いた段階で年齢がバレバレなんですが−そんなノスタルジック感を醸し出しつつ、今時の内容もしっかり加味されていたりして、そんなこんなで止められないとまらないという、そんな素敵な作家さんなのでありました。

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